最近まで世界、地方、地域で重要な生産者と呼ばれていたのに、ワインの造り方、考え方に疑問が生まれることがあります。
ワインは「土」と「木」によってもたらされています。それが「ワインの杜」の由来です。
私は、「オスピス ド ボーヌ」や「ルロワ」のワイン造りにかかわる軽からざる生産者が樫の木から抽出した「タンニンの粉末」をワインに添加する事実などが報じられると「参ってしまいます」。
補酸や補糖を同じキュベに使用されないという法規を「補糖」した後に「補酸」したのだから法には触れないと、子どものいいわけのようにうそぶいて擁護するブルゴーニュ生産者団体代表。 ですから、ワインにたずさわる「人格」もワイン造りと無関係ではありません。
それでも、自然に対して謙虚で誠意のある生産者はいます。私はそういった生産者のワインを選びます。
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